03/20女性初心者の釣り体験 Vol.3
ちょっと暑いけど安全のため、しっかり救命胴衣を着用!

いざ、釣り場へ!

準備万端、整ったところで、さぁ釣り場へ......と思っていたら、
「さぁ、準備ができたら行きましょうか」と、山田さんが貸竿セットを持って先を行こうとするではないか。
「あれ、案内してくれるんですか?」
「もちろんですよ。貸竿のお客さんには、最初は一通り、ちゃんと釣り方を教えて差し上げます」
えっ? ラッキー、面倒見てくれるのか? 正直、道具一式を渡されてもどうしたらいいか分からなくてドキドキしていたのだ。
「あのぉ、取材だから特別に面倒見てもらえるんじゃないですよね?」という記者に、山田さんは笑顔でこう言った。
「当り前ですよ。初めての方は何が何だか分からないでしょうから、そんな、竿だけ渡してハイどうぞなんてことはしませんよ。やっぱり釣れなきゃつまらないし、かわいそうでしょ?」
おお、何という優しさ。さっきまでの緊張が溶けていく。これはちょっと、楽しいかもしれないぞ。

「さぁ、こっちですよ」と山田さんにうながされるまま、後ろをついて行く記者と小松さん。
「本当は貸竿のお客さんで初心者の方はこの管理棟のすぐ裏に案内するんですよ。家族連れの方なんかとくにね、トイレも近いし便利でしょう? 僕らも管理棟から見ていて、困ってそうだったらすぐに助けに行けるしね」
管理棟を出て柵に囲われた通路を堤防へと向かう。
ゲートをくぐると、海へ向かってくの字に堤防が伸びている。突き当りの灯台に向かって外海に面している右手側は2mのフェンス。左手の湾内側の釣り場にも50㎝ほどの高さの転落防止フェンスがついている。



釣り人は10人弱。みなさん、思い思いに釣り糸を垂れている。
と、奥のおじさんが何か魚を釣り上げたぞ。おおっ。期待が高まる。
「慣れているお客さんはみなさん、どんどん堤防の先端の方へ行くんですよ。魚は湾の外から堤防の先を回って入ってくるからね。魚はウルメイワシ、アジ、サバの他、真ダイも毎日何枚か混ざります。季節になればソーダ(鰹)、シマアジも入ってくる。あとマゴチなら1mクラス、平目なんかも80㎝くらいからいますね。観光客の方でも、キス釣ったのを放っておいたらマゴチがかかってたなんてこともあった。釣り堀じゃない、海ですからね、何が起こるか分からないイレギュラーで色んなものがかかるから面白いですよ」と山田さん

