04/10女性初心者の釣り体験 Vol.6
さて、いよいよ投入だ!
「左手はできるだけ竿のしっぽを持って。その方が、竿が軽く感じますから」


「一番大事なのは、後ろに人がいないことを確認すること。右斜め後ろに竿を引いて、仕掛けのオモリが地面に着くようにします」
「狙いは斜め前方。柔道の一本背負いの要領で、竿が頭の上を通過した瞬間、おでこの延長上に右手が来た時に人差し指を放して、糸を開放してあげるんだ」
じゃあ、やってみようか。
「ええぃ!」



「そうそう、今の感じ。よく飛んだよ。ありゃ、でもちょっと仕掛けがからんじゃったね。でもね、上手に飛んだ。あれだけ飛べばここに来る魚たちは何でも釣れますよ。」


じゃあ、竿を立ててオモリを右手でつかんで、後ろに下がりましょう。投入の時の反対の順番で動けばいいんですよ」
気を取り直して、もう一回!



ありゃりゃ。今回は見るからに失敗。仕掛けはほとんど目の前の海にポチャンと落ちた。
「今のは人差し指が引っかかっちゃったんだね」と山田さん
ばつが悪そうな小松さん。すると横から知らないおじさんが「あははは、そりゃ教え方が悪りぃんだよ」とちゃちゃを入れる。

「右手の人差し指に糸を軽く乗っける程度にするとひっかからないよ。仕掛けが着水したら、少しリールを巻いて、糸フケ(たるみ)をとりましょう。イワシやサバは海面に近い上の方にいるから棚は50㎝くらい。この仕掛けはそのエリアにエサに似せた針を漂わせて魚を誘う釣り方なんだよ。この棚は魚によって違うんだ。たとえばヒラメなんかは地面にいるから底まで仕掛けを垂らしてあげなくちゃいけない」と山田さん
「じゃあ、釣りたい魚の種類によって、棚と仕掛けを選べばいいんですね?」(小松さん)
ふむふむ、そういう仕組みだったのか。

