03/05魚のヤリトリと取り込み方2
ヤリトリでのされないために!!

ヤリトリでのされないためにはどうすればいいのか!?

魚の引きが強すぎて竿を立てておくことができなくなり、竿が魚に対して真っすぐに近い状態になることを「のされる」と言う。このような状態になると、竿の弾力が生かせず、ダイレクトに仕掛けに力が加わってしまうので、ライン切れする可能性が高くなる。
では、のされないためにどうすればいいか!! リール竿を使用していれば、リールの糸を出す機能を使うことによって、竿がのされた状態からも脱却でき、バラシを未然に防ぐことが可能になる。それでは、ドラグリールとレバーブレーキリールを使った際の、竿がのされないための操作方法について解説してみたい。

リールのドラグ機能、レバーブレーキを駆使して竿の角度を保て
このタイプのリールは、スプールの頭にある「ドラグ」の締め方によって糸の出方が調節できる。あらかじめ使用する仕掛けの強度に応じてドラグの締め方を調節しておけば、竿がのされそうになった時に自動的に糸が滑り出てくれる。ただし、このタイプのリールは、釣り人の意に反して止めたい時でも糸が出てしまうのが欠点だ。
◎レバーブレーキリールの場合
このタイプのリールは、ツノみたいに飛び出ている「レバー」を人差し指で操作することによって、手動で意識的に糸を出したり止めたりすることができる。魚の引きが強く竿がのされて弾力が効かなくなってきた時、瞬間的にレバーを操作して糸を出すことにより、元のためていた状態まで竿の角度が戻せるのだ。なお、糸を出す際は「ブッ!」と一瞬にして糸を出す。ズルズルと糸を出すと魚が根に入る確率が高くなってしまうのだ。
フィニッシュのタモ入れ‥‥失敗しないために!!

玉網での取り込みは
魚が海面に浮いてから落ち着いて行おう

ヤリトリの末、魚が浮いてきたらいよいよフィニッシュの取り込み。タックルの強さや釣り場の状況などにもよるが、一般的には30センチくらいまでの魚ならばゴボウ抜きにし、それ以上のサイズならば玉網ですくうようにする。
◎ ゴボウ抜きの方法
浮かせてきた魚のサイズが30センチくらいまでならば、竿の弾力を利用してゴボウ抜きにする。イメージ的には、魚の重さを竿の胴の部分に乗せながら、ゆっくりと持ち上げるような感じで抜き上げるのだ。
なお、ゴボウ抜きの際、ある程度の重さがある魚を足元から抜き上げてしまうと、竿が折れてしまうことがある。やや重ための魚は自分の左右いずれかに抜き上げるようにしたい。
◎ 玉網による取り込み
魚の取り込み方法としては、玉網で魚をすくいに行くのではなく、差し出した玉網に魚を誘導していく感じ。魚体の半分が玉枠に入った時点で、道糸を緩めてネットインさせる。絶対にやってはいけないのが、尾ビレ側から魚を追って玉網に入れようとするやり方。魚がビックリして急な動きをするし、玉網の枠や柄にハリスが絡んでしまいバラシの原因にもなる。
なお、玉網を差し出すタイミングは、魚が弱って横になり腹を見せ始めた時点。もし魚が浮いてきたとしても、縦に泳いでいる状態ではまだ反転する可能性があるので要注意だ。 無事に魚がネットインしたら、玉の柄を手元から1つずつ収めていきながら引き上げてくる。この際、道糸に余裕がないと竿が折れる原因となるので、リールをフリーにするなどして道糸を少し出すといい。また、玉の柄が伸びたままの状態で魚を海から引き上げるのは、玉の柄が折れる原因となるので厳禁だ。
最後に

こんなマダイや、大型メジナもヤリトリと取り込みを
マスターすれば仕留められる!!
仕掛けの作り方、コマセの選び方、撒き方、ポイントの選定に仕掛けの流し方など、ウキフカセ釣りの基本の基本を講義。しかし、どんな釣りにせよ、百聞は一見にしかず!! 実際のフィールドで竿を出し、魚を釣り上げることが、一番の上達のコツ!!
さあ、この基本を携えて、ウキフカセ釣りにチャレンジしていただきたい。

