07/08コマセの作り方と撒き方基本の基本!!(その2)
コマセのまき方
ウキフカセ釣りの基本である「付けエサとコマセの同調」をイメージ

コマセを撒く際は、大前提として、ウキフカセ釣りの基本中の基本である「付けエサとコマセの同調」というものをイメージしながら撒くようにしましょう。
ただ単純にウキにコマセをかぶせればいいというワケではなく、海には潮の流れがあり、その複雑な動きによってコマセをウキにかぶせても、付けエサと同調してくれないケースがあるわけです。
そこで基本知識として、潮の流れを見て自分の投入した仕掛けよりも潮上にコマセを入れることが必要となります。
潮上にコマセをまく

潮の流れている方向が分かったら、
その潮上にコマセを入れる。
潮上とは、分かりやすく堤防を例にしてみると、正面を向いてウキを投げると、右の方に流れていくとしましょう。
この時、潮の流れは左から右へと流れています。潮上は左側で、潮下は右側となります。従って、右の方へコマセを入れると、それよりもさらに右方向にコマセが効く(流れる)ことになります。
何人かの釣り人が並んで竿を出していたとすると、右側の釣り人が釣っている所にあなたのコマセが効いていることになります。
潮の速さをコマセの流されていく沈降速度で計りながら、自分の目の前でコマセが一番効くように左側へ入れるのが理想で、潮上にコマセを撒くことになります。
と、これはもっとも単純な潮の動き方で、手前へ沖へ、急に逆になったりと潮の動きは千差万別ですので、基本としては魚の着き場(沈み根や障害物、カケ上がりなど)となるポイントでコマセが効くように、沈む速さを考えながら潮上にコマセを入れるようにします。もちろん、仕掛けが馴染んだ時点でコマセと付けエサが同調するように調節するためでもあります。
コマセは足元から入れる

コマセはまず足下から撒くようにする。
仕掛けが馴染んだ時点でコマセと付けエサが同調するように、と前述しましが、そのためには潮の流れを知ることが大切です。そのためにも、コマセの流れ方が視認できる、釣り座の目の前、そう貴方の足元からコマセを撒くようにしましょう。

コマセはまず足下から撒くようにする。
また、足元からコマセを撒くのには別の理由もあります。いきなり遠くにコマセを撒いてしまうと、折角手前にいたであろう魚を沖合へ移動させてしまうこともあるからです。足元へコマセを入れれば、ある程度の潮の流れや、エサ取り(本命ではない外道たち)の状態なども確認できます。
コマセは少量を途切れなく撒く
数回に分けて少量ずつを間断なくまくように...

ヒシャクの正しい持ち方。
コマセは、一回にたくさんの量を撒くのではなく、数回に分けて少量ずつを間断なく撒くようにしましょう。
一度に大量に撒いても、潮で沖へと流されてしまいますし、おまけにその潮に流されるコマセに魚が着いてポイントがドンドンと遠くなることもあります。テンポよく途切れることなく、少量づつコマセを撒くことで、沖の魚を呼び込むことができるのです。

ヒシャクホルダーがあると、
コマセが固着せず離れやすく投げやすくなる。
例えば「仕掛けを投入する前に1杯、仕掛けを投入した後に1杯、そして、仕掛けを回収するときに1杯」などといったようなリズムを作れば、コマセが途切れにくくなります。
コマセの入れる場所を一定にする
やみくもにコマセをあちらこちらに打つと効き目も薄くなります...

潮流がどこへ流れているか分からない時や、コマセがどこに効いているのか分からない時は、足元だけに集中してコマセを打つようにすることが重要でしょう。
その反面、仕掛けの入れるポイントを変えていくことで探っていくワケです。
エサが盗られたり、アタリが多く出る場所を見つけたら、そこが足元のコマセが効いている所というワケです。
それさえ分かれば、コマセがどんな感じで流れていくかのイメージが持てるはずです。
そこからは、その延長線上で「沈み根など海底の変化があって魚が着きそうな場所」を探して、コマセの入れる位置を調整していくのがウキフカセ釣りの基本と理解しましょう。やみくもにコマセをあちらこちらに打つと、周囲の釣り人の迷惑にもなるし、コマセが広範囲に拡散して効き目も薄くなり、エサを盗る小魚ばかりが集まってしまい、本命まで付けエサが持たないことも多々あるので、この点は気を付けたいところです。
是非、コマセの撒き方を熟知し、良き釣りを楽しんでください。

石廊崎・黒島でコマセのレクチャー。
先生はダイワ・フィールドテスターの桜井裕。
生徒は、栗原克己さん。

厳しい状況のなか、的確なコマセワークが釣果を呼んだ。

