07/17旬のターゲット&ポイント攻略
今回のキモ......
見えるメジナを釣る!!

ポイント=東伊豆・熱海港海釣り施設
プレゼンター/桜井 裕
ゲスト/第8回ウキフカセ講習会の生徒さん
今回で8回目となったダイワ精工主催の「ウキフカセ釣り講習会」に参加してくれた皆さんがゲストです。
どんな釣りでも、ポイントが分からないと釣果を得るのは難しい。根魚などは、堤防の際や沈み根の際など障害物がポイントとなる。投げ釣りでは、海底のヨブやカケ上がりが狙い目。
それでは、ウキフカセ釣りのポイントの見つけ方はどうだろう。
海底の地形と潮の流れ方、そしてコマセの撒き方と、複合的な要素が絡み合ってくる。こうなると、初めてチャレンジする釣り人にはお手上げ。
でも、心配ご無用。
コマセを撒いて、浮いてきたメジナを釣ればいいのである。

第8回目となる「ダイワ・ウキフカセ釣り講習会」の会場に選ばれた「熱海港海釣り施設」。
沖へと延びる大堤防に安全柵が施され、子供でも安心して釣れる。外側一帯のテトラ帯は釣り禁止で、鉄壁の柵で立ち入りも出来ない処理がなされている。
従って、海釣り施設の内側が釣り場となる。
20センチ前後のメジナの魚影は濃く、30センチオーバーも釣れてくる上、初心者には嬉しい外道たち(メインターゲット以外の魚たち)も竿先を揺すってくれるはずだ。

さてさて、堤防の付け根近くで実釣開始、いよいよこのウキフカセ釣り講習会がスタートした。
最初は、なるべく底近く(海底付近)を狙って、30センチ級のメジナを仕留める算段だったが、なかなかアタリが出ない状況。足下から沖目まで仕掛けを流してみるものの、時折ウキが引き込まれて、20センチ級のメジナがポツポツと釣れる程度であった。
自然が相手だけにシナリオ通りに簡単には狙った30センチ級が釣れないのは当然かもしれない??????

これが見えるメジナを仕留める手だ!!!!

コマセを撒くと、ワッとばかりに15~20センチのメジナが真っ黒になるくらい寄ってくる。
メジナの大きさを望めないならば、これを狙わない手はない。
そこで、見えているメジナを釣るためにアタリウキをハリスに装着した。浅いタナで、しかも敏感にアタリを捉えてくれる。これが見えるメジナを仕留める手だ。
アタリウキだけでは軽いため、仕掛けを振り込むことが難しいので、円錐ウキはそのままの状態で仕掛けに装着して使用するのだ。

仕掛けを沖に投入して、少し引いて手前へと戻す。この動作でラインを真っ直ぐにすることにより、アタリをより明確に出すことができる。
投げたままの状態ではラインが弛んだ状態で海中を漂い、メジナがエサを食ったとしても、弛んだ部分が引かれるだけでウキまで伝わらない。
そこで、仕掛けを投入したら、コマセをアタリウキの周辺へ入れる。コマセと付けエサのオキアミを同調させるためだ。アタリウキの効果は、すぐに竿へと伝わった。まさにメジナの入れ掛かりとなったのだ。
掛かってくるメジナは20センチ前後と小型ながら、時折30センチ級も交じる状況。なにより、アタリウキが海中へと消し込んでいく様子に、講習会の参加メンバーたちは一喜一憂。
「釣れた!!」
「あれ、掛かってない!?」と大賑わい。
さらに、小型ながらメジナ独特のシャープな引きを堪能し、「また釣ってみたい!!」という声も多く聞かれたのだった。

メジナを釣り、ニンマリ...?!

納得のサイズのメジナだ...?!

さくらい ゆたか
ダイワ精工・ウキフカセ釣りインストラクター。
「ウキフカセ釣り講習会」の講師も務める。

釣り場DATA
【東伊豆・熱海港海釣り施設】
point
●熱海港は伊豆半島の中でも有数の大きな港で、その一番外側に延びる大堤防が海釣り施設となって釣り人に開放されている。足場もよく、熱海の街並みを望むロケーションも最高。貸し竿に仕掛け、エサもセットで用意してくれるので、手ブラでも釣りが楽しめる。
access
●東名高速・厚木インターより、小田原厚木道路を経由して西湘バイパス・石橋IC降車。R135、真鶴道路、熱海ビーチラインを経由して熱海へ。
system
●堤防入口脇にある管理施設で料金を支払い入場する。料金は大人300円、中学生200円、小学生100円。開園時間は4~10月は6~19時、11~3 月は7~17時。基本的に年中無休。ただし荒天の場合、年間17回開催される花火大会の当日は休園となるので、事前に確認のこと。
info
●管理事務所 TEL 0557-85-8600
用語解説
カケ上がり
海底の状態のことで、浅場から深場へと落ち込む斜面のことをいう。
ヨブ
遠浅の砂浜海岸で、波や潮の動きによってできる海底の凸凹のこと。
アタリウキ
ウキの一種で、小さなアタリでも分かるように付ける小さなウキ。ハリスの途中に装着するパターンが多い。

